水彩画チャンネルでおなじみの柴崎春通さん。その動画を陰で支えているのが、たった1人の息子さんです。
実は柴崎さんご本人は動画編集ができず、編集はすべて息子さんに任せているというから驚きですよね。
70歳の父にYouTubeをすすめた一言から、いまの役割分担まで、分かっていることを整理しました。
・柴崎春通の息子が果たしているチャンネル内の役割
・70歳の父にYouTubeをすすめたときの言葉と、その後の広がり
・息子の名前・顔・年齢について公表されている範囲
柴崎春通の息子はチャンネルを支える相棒
「柴崎春通 息子」で検索した方が知りたいのは、あの水彩画チャンネルを裏で回しているのが誰なのか、という一点ですよね。
ここでは息子さんが果たしている役割を、本人が語った言葉をもとに順番に整理していきます。
息子は何人?家族構成をおさらい
まず人数から。
柴崎春通さんのお子さんについて、公になっている情報を見るかぎり息子さんが1人という形です。
娘さんがいるという情報は、公式なプロフィールにも本人のインタビューにも出てきません。
家族構成としては、柴崎さんご本人と奥さま、そして息子さんという並びになります。
そこに息子さんの配偶者、さらにお孫さんが加わる、というのが各媒体で語られてきた姿ですね。
もうひとつ、この家に欠かせないのが猫です。
チャンネルを見ている方ならご存じかと思いますが、制作風景の脇に猫がひょっこり写り込むことがあります。
| 家族 | 分かっていること |
|---|---|
| 本人 | 1947年8月27日生まれの水彩画家・水彩画講師 |
| 妻 | 一般の方。プロフィールは非公表で、動画にはほぼ登場しない |
| 息子 | 1人。YouTubeの立ち上げと編集を担当している |
| 孫 | 2人いるとされ、動画に登場したことがあると伝えられる |
| 猫 | マロンなどの名前で親しまれ、動画の常連になっている |
ただ、ここで先にお伝えしておきたいことがあります。
息子さんは芸能活動をしている人ではなく、あくまで一般の方です。
そのため名前や顔、勤務先といった個人が特定できる情報は公表されていませんし、この記事でも扱いません。
分かっているのは「チャンネルの運営でどんな役割を担っているか」という部分だけ、という前提で読み進めてもらえたらと思います。
YouTubeを勧めたのは息子だった
ここが一番おもしろいところです。
柴崎春通さんがYouTubeチャンネル『Watercolor by Shibasaki』を開設したのは2017年3月13日のこと。
当時の柴崎さんは70歳です。
70歳から動画配信を始める人はそう多くありませんし、ご本人も最初から乗り気だったわけではなかったようです。
きっかけを作ったのが、ほかでもない息子さんでした。
インタビューで柴崎さんは、息子さんからこう言われたと話しています。
「YouTubeだったらもっとたくさんの人に見てもらえるよ」
別の取材では「YouTubeで絵を描く様子を見せてみたら。世界中の人に見てもらえるよ」という言い方も紹介されています。
言葉の細部は媒体によって少し違いますが、趣旨はどれも「届く範囲がまるで変わる」という一点で共通しています。
なぜ息子さんがそこにこだわったのか。
柴崎さんはそれまで、展覧会や対面の講座で作品と技術を伝えてきました。
ただ、展覧会に来てくれる人数はどんなに多くても1000人ほど。
その数字を息子さんが引き合いに出して、YouTubeなら桁が変わると伝えたわけです。
……なんというか、いい説得の仕方ですよね。
「新しいことをやろうよ」ではなく「今やっていることが、もっと遠くまで届くよ」と言ったところに、父親の仕事をちゃんと見ている人の言葉だなと感じました。
講談社時代の映像教材の経験が効いた
意外に思うかもしれませんが、柴崎さんは動画そのものに抵抗がなかったそうです。
というのも、講談社フェーマススクールズの講師時代に映像教材を作った経験があったから。
カメラの前で描きながら解説するという形式自体は、実はすでに通ってきた道だったんですね。
息子さんの提案がすんなり通った背景には、この下地があったと考えてよさそうです。
動画編集を担当し二人三脚で運営
さて、始めたあとの話です。
柴崎春通さんはインタビューで、チャンネルの制作と運営について息子さんと二人三脚でやっているとはっきり語っています。
そしてもうひとつ、けっこう驚く発言があります。
柴崎さんご本人は、動画編集ができません。
これは謙遜ではなく、取材で本人が「編集はできない」と明言しているものです。
つまり画面に映っているのは柴崎さんですが、その映像を切り、つなぎ、見やすい形に仕上げているのは息子さんということになります。
絵を描くのが父親、動画にするのが息子という役割分担です。
ここ、地味に大事なポイントだと思うんですよ。
水彩画の動画は、絵の具が紙にしみていく数秒とか、筆先の角度とか、そういう細かいところが見どころになります。
どこを残してどこを縮めるかで、動画の分かりやすさがまるで変わってしまう。
その判断を、家族としてずっと父親の絵を見てきた人がやっている。
だからあのチャンネルの動画は、初めて水彩画に触れる人でも置いていかれないんだろうなと思います。
なお、柴崎さんは「いろいろな方に助けていただきながら動画制作をしている」とも話しています。
編集まわりのすべてを息子さんひとりで抱えているというより、息子さんが中心にいて、周囲の協力も得ながら回している形と読むのが自然でしょうね。
SNSや個展の企画・運営も任されている
役割は編集だけにとどまりません。
小学館の『サライ』のインタビューでは、息子さんが動画編集に加えてSNSの運用や個展の企画・運営も担当していると紹介されています。
これは1つの媒体でのみ語られている内容なので、そこは差し引いて読んでください。
ただ、実際の展開を並べてみると、たしかに納得感はあります。
柴崎さんは2020年1月にInstagram、X(旧Twitter)、TikTokを相次いで追加しました。
70代の水彩画家が同じ時期にSNSを3つ立ち上げる、というのはさすがに自然発生では起きにくい動きです。
そして数字がまた面白いことになっています。
| プラットフォーム | フォロワー数(サライ取材時点) |
|---|---|
| YouTube | 約180万人 |
| TikTok | 100万人超 |
| 20万人以上 | |
| X(旧Twitter) | 20万人以上 |
| ビリビリ動画 | 45万人以上 |
注目したいのはビリビリ動画です。
中国の動画サービスにもきちんと窓口を作っている。
ここまで来ると、思いつきで手を広げているのではなく、届けたい相手を決めたうえで置き場所を選んでいる感じがしますよね。
父親は描くことに集中し、届け方は息子さんが設計する。そういう分担が数字にも表れています。
名前や顔は公表されていない
ここで改めて、多くの方が引っかかるであろう点に触れておきます。
息子さんの名前や顔写真は、公表されていません。
柴崎さんはインタビューで息子さんの存在にたびたび触れていますが、そこで語られるのはいつも「YouTubeを勧めてくれた」「編集をしてくれている」という役割の話だけです。
息子さんは一般の方なので、これはごく自然な線引きだと思います。
年齢についてだけ、ひとつ手がかりがあります。
『サライ』の取材時点で、息子さんは30歳前後と紹介されていました。
同じ記事では、式根島へ旅行したときの写真が掲載されていたとも伝えられています。
親子で旅行に出かける関係が続いている、というくらいは読み取ってよさそうですね。
病気を心配する声もあるが詳細は不明
検索候補に「病気」という言葉が出てくることがあるので、この点にも触れておきます。
個人ブログの記述として、息子さんが2020年に病気で入院していたという話が出ています。
ただし、これを裏づける本人発言や公式な発表は確認できませんでした。
病名も、入院の期間も、経過も分かっていません。
健康に関する話題なので、確認できない内容をここで広げるのは避けます。
確かなのは、その後もチャンネルの更新が止まっていないという事実のほうです。
親子で作る動画が海外にも届いた
最後に、成果の話をさせてください。
息子さんが「もっとたくさんの人に見てもらえる」と言った、あの一言がどうなったか。
チャンネル『Watercolor by Shibasaki』は2022年2月5日に登録者100万人を突破しました。
その後も伸び続け、2024年7月時点で180万人、直近では200万人を超える規模まで来ています。
さらに注目したいのが、視聴者の内訳です。
柴崎さんは取材で、登録者のおよそ半分が海外の視聴者だと語っています。
水彩画の技法解説と、視聴者が描いた作品を添削する動画が、欧米で大きな反響を呼んだそうです。
そして、その反響はネットの中だけで終わりませんでした。
2020年に銀座の画廊で開いた個展には、北海道や九州といった遠方に加えて、香港・北京・シンガポールからも来場者があったと伝えられています。
……これ、すごくないですか。
日本の一都市の画廊に、海を越えて絵を見に来る人がいる。
息子さんが言った「もっとたくさんの人に見てもらえる」は、比喩ではなく本当にそのとおりになったわけです。
一時期は、ニューヨークでの個展も検討していたと語られていました。
70歳で息子さんに背中を押されて始めた一歩が、ここまで広がっている。
個人的に、すごく好きな話です。
柴崎春通の息子を調べる人向けの関連情報
ここからは、息子さんと合わせてよく検索されている周辺の話題をまとめます。
奥さまやお孫さん、猫、そして柴崎さん自身の経歴まで、気になるところをひととおり押さえておきますね。
奥さんは一般人で動画には登場しない
柴崎春通さんには奥さまがいらっしゃいます。
ただ、奥さまは一般の方で、プロフィールは公表されていません。
出身も、職業も、結婚した時期も明らかにされていない状態です。
動画にもほぼ登場しません。
そのぶん、インタビューには印象的なエピソードが出てきます。
柴崎さんが制作に没頭していると、奥さまが「お茶ですよ」と声をかけてくれるのだそうです。
その一言で、自分が集中しきっていたことに気づく。
そしていい気分転換になる、と柴崎さんは話しています。
ちなみに柴崎家には常に5種類ほどの日本茶が用意されていて、ご夫婦で楽しんでいるとのこと。
……なんか、いいですよね。
派手なエピソードではないけれど、絵を描く時間を長く続けてこられた理由の一端が見える気がします。
孫がチャンネルに登場したことも
お孫さんについては、2人いると紹介されています。
ただしこれは個人ブログでの記述で、柴崎さん本人が公式に語ったものではありません。
同じ流れで、お孫さんがYouTubeチャンネルに登場したことがある、とも書かれています。
水彩画の技法動画がメインのチャンネルなので、家族が映る回はどちらかというとレアですね。
息子さんに配偶者がいることを踏まえると、お孫さんは息子さんのお子さんという並びになります。
つまり柴崎家は三世代。
その真ん中にいる息子さんが、父親の作品を世界に届ける役を担っている、という構図になるわけです。
愛猫マロンたちも動画の常連
柴崎家といえば猫、という印象を持っている視聴者の方も多いはずです。
まとめ記事ではマロン・トマト・ベリーという名前が挙げられています。
ただ、猫の頭数については情報がきれいに割れています。
1匹と書いている媒体もあれば、2匹、3匹としている媒体もある。
取材や記事の時期がバラバラなので、時期によって頭数が変わっていた可能性も考えられます。
現時点で「何匹」と言い切れる公式な情報は見当たりません。
とはいえ、制作の合間に猫が画面をよぎる回はチャンネルの名物のようになっています。
集中して描いている手元の横を、猫が悠々と通り過ぎていく。
あの空気がチャンネルの人気の一部になっているのは間違いないと思いますよ。
年齢は79歳、若い頃は40年の講師生活
柴崎春通さんは1947年8月27日生まれで、2026年9月時点で79歳です。
出身は千葉県夷隅郡国吉町、現在のいすみ市にあたります。
夷隅町立国吉中学校、千葉県立大多喜高等学校を経て、1967年に和光大学人文学部芸術学科へ入学。
1970年に同校を卒業しています。
その後の経歴が、実はかなり長い。
講談社フェーマススクールズにアシスタントとして入り、のちに講師へ昇格。
水彩画の講師として、40年以上にわたって全国で教え続けてきた方です。
しかも、同じテーマを繰り返さずに講座を組んできたと語られています。
40年間ずっと新しい題材を考え続けたということですから、これは相当なものですよね。
2001年にはニューヨークへ渡っている
もうひとつ、経歴で外せないのが渡米です。
柴崎さんは2001年、文化庁派遣芸術家在外研究員としてアメリカに渡りました。
滞在先で学んだのがThe Art Students League of New York。
そして、この滞在中にアメリカ同時多発テロに遭遇しています。
その後のチャリティ活動で受賞もされたと記録されています。
いま海外の視聴者が半分を占めているチャンネルの土台には、この時期の経験もあるのかもしれません。
個展には海外からも来場者が集まる
柴崎春通さんは銀座と京橋を拠点に活動してきた画家です。
画廊やデパートでの個展を重ねてきました。
なかでも語られることが多いのが2020年、銀座の画廊での個展です。
このとき展示されたのは、YouTubeで反響の大きかった作品たち。
そこへ北海道や九州から足を運ぶ人が現れ、さらに香港・北京・シンガポールからも来場者があったと伝えられています。
動画で作品を知った人が、実物を見に来る。
オンラインの視聴者がそのまま個展の来場者になっている、という流れができているわけです。
なお個展の企画・運営についても、息子さんが関わっていると『サライ』では紹介されています。
年収が公表されていない理由
「柴崎春通 年収」という調べ方をしている方もいらっしゃいます。
先にお答えしておくと、年収は公表されていません。
ネット上には具体的な金額を挙げている記事もありますが、それらの記事自体が「推測」と明記しているものです。
本人の発言でも、所属先の発表でもありません。
そもそも、収入源が複数に分かれているので単純な計算がしづらいという事情もあります。
| 想定される収入源 | 状況 |
|---|---|
| YouTube | 登録者200万人超。ただし収益額の公表はなし |
| 個展・作品販売 | 銀座・京橋などで継続的に開催 |
| 講師業 | 講談社フェーマススクールズで40年以上 |
| 書籍・画集 | 画集やグッズの検索需要がある |
このように活動の幅が広いため、外から金額を当てにいくこと自体があまり意味を持ちません。
数字の話より、80歳を目前にして動画を出し続けている、その活動量のほうがよほど驚きだと思いますよ。
柴崎春通の息子のまとめ
- 柴崎春通の息子は1人で、一般人のため名前や顔は非公表
- 息子はYouTubeチャンネル開設を父にすすめた張本人
- 「YouTubeならもっとたくさんの人に見てもらえる」と勧めたとされる
- チャンネル『Watercolor by Shibasaki』の開設は2017年3月13日
- 開設時の柴崎春通は70歳だった
- 柴崎春通本人は動画編集ができず、編集は息子が担当
- 制作と運営は息子と二人三脚で行っていると本人が語っている
- 講談社時代に映像教材を作った経験があり動画に抵抗がなかった
- 息子はSNS運用や個展の企画・運営も担うとされる(サライの単独情報)
- 取材時点で息子は30歳前後と紹介された
- 息子が2020年に入院したという話があるが公式な裏づけはない
- 登録者は2022年2月5日に100万人を突破し、現在は200万人超
- 登録者のおよそ半分が海外の視聴者だと本人が語っている
- 妻は一般人で動画には登場せず、孫は2人いるとされる
- 年収は非公表で、ネット上の金額はいずれも推測にすぎない

