いくえみ綾の夫はカメラマン説!出どころはエッセイ漫画そろえてちょうだい?での描かれ方とは

いくえみ綾の夫はカメラマン説!出どころはエッセイ漫画そろえてちょうだい?での描かれ方とは

記事内に広告を含みます

いくえみ綾さんの夫を調べると、まず出てくるのが「カメラマン」という肩書です。

でも、本人が公表した話なのか、それとも誰かの読み取りが広まっただけなのか、そこまで書いているサイトはほとんどありません。

この記事では、カメラマン説がどこから出てきたのかを出どころからたどり直し、あわせて出回っている松本大洋説や、子供の有無についても整理しました。

読み終えるころには、どこまでが確かでどこからが推測なのか、線を引けるようになっているはずですよ。

この記事を読むとわかること

  • いくえみ綾の夫がカメラマンとされる根拠と、その情報の出どころ
  • エッセイ漫画『そろえてちょうだい?』に夫がどう描かれているか
  • 夫が松本大洋という噂がデマである理由と、子供の有無について分かっていること

いくえみ綾の夫はカメラマン説と結婚の実際

いくえみ綾さんの夫について検索すると、まっさきに出てくるのが「カメラマン」という肩書です。ただ、その情報がどこから来たのかまで書いているサイトはほとんどありません。ここでは、何が確かで何がそうでないのかを一つずつ切り分けていきますね。

夫の職業はカメラマンとされる根拠

ネット上では「いくえみ綾さんの夫はカメラマン」という書き方がほぼ定番になっています。

ただ、ここ、ちょっと注意が必要なんです。

本人の公式プロフィールや、作品を出している出版社の発表に、夫の職業が書かれたものは見当たりません。

では、どこから出てきた話なのか。

たどっていくと、行き着くのはいくえみ綾さん自身が描いたエッセイ漫画『そろえてちょうだい?』の中の描写です。作中に登場する夫の暮らしぶりから、読者や記事の書き手が職業を読み取った、という流れになっています。

実際、この話を扱っているサイトの書き方はそろっていません。

媒体 夫の職業についての書き方
まとめサイトA 「カメラマン」と記載。根拠としてエッセイ漫画『そろえてちょうだい?』を挙げている
個人ブログB 「カメラマンという情報はありました」としつつ、出所は分からなかったと自ら注記
個人ブログC 「どうやらカメラマンらしいが、はっきりしたところは分からない」
Wikipedia・出版社系メディア 夫の職業についての記述そのものがない

書いているサイトはそれなりにあるのに、どこも「本人がこう言った」という一次情報にはたどり着けていないんですね。

つまりカメラマン説は、エッセイ漫画の描写から読み取られた推測が一人歩きしたもので、本人や出版社が公表した事実ではありません。

この前提を押さえておくと、このあとの話がかなりスッキリ整理できますよ。

エッセイ漫画そろえてちょうだい?に描かれた夫の姿

では、その根拠になっているエッセイ漫画では、夫はどう描かれているのでしょうか。

紹介記事で共通して触れられているのは、見た目と服装です。

くせ毛で細身の男性として描かれ、ふだんはTシャツにジーンズというラフな格好で過ごしている、という描写があります。

この「ラフな格好で家にいる」という点が、会社勤めではなさそうだという読み取りにつながったと考えられます。

そこからさらに一歩進んで職業を特定したのがカメラマン説、という順番ですね。

ただ、作中で夫の本名や顔写真が明かされているわけではありません。

あくまで漫画のキャラクターとして、生活の一場面に登場している形です。

エッセイ漫画から確実に言えるのは「夫がいて、同じ家で暮らしている」というところまでで、職業まで踏み込んだ記述は確認できません。

そろえてちょうだい?はどんな作品か

『そろえてちょうだい?』は祥伝社の『FEEL YOUNG』で連載されたコミックエッセイです。

連載期間は2008年から2023年まで、単行本は全8巻。

主役はスコティッシュフォールドの猫「ブンたん」で、タイトルは美容院に行ったブンたんが「前髪をそろえてちょうだい?」と言っているに違いない、という発想から付けられたと紹介されています。

猫が主役なので、夫はあくまで同居する家族の一人として顔を出す立ち位置です。

ここ、意外と大事なポイントだと思うんですよね。夫を紹介するための作品ではないので、情報が少ないのはある意味で当然なんです。

結婚の時期や馴れ初めは公表されていない

既婚であること自体は、複数の媒体が一致して伝えています。

電子書籍ストアの特集記事でも、エッセイ漫画に「旦那様をはじめ、ご家族も登場する」と紹介されていました。

ところが、そこから先の情報がほとんど出てきません。

結婚した年、馴れ初め、結婚式やプロポーズのエピソードは、どの媒体にも記載がありません。

気になって探した方も多いと思うのですが、これは調べ方の問題ではないんですよ。

そもそも本名も素顔も公表していない方なので、私生活の入口に当たる情報が最初から外に出ていないんです。

項目 公表の有無
既婚かどうか エッセイ漫画に夫が登場するため既婚とされる
夫の職業 カメラマン説があるが一次情報なし
夫の名前・顔 公表なし
結婚した時期 公表なし
馴れ初め・結婚式 公表なし
子供の有無 公表なし

夫まわりの情報は、意図的に線を引いたうえで作品に登場させている、というのが実態に近いと言えそうです。

夫が松本大洋という噂はデマ

もうひとつ、ネット上で見かけるのが「夫は漫画家の松本大洋」という説です。

先に結論を書いておきますね。

これは事実ではありません。

松本大洋さんの妻は、漫画家の冬野さほさんです。この点は、この噂を扱っているサイトもそろって同じことを書いています。

では、なぜこんな話が出回ったのか。

ここからは筆者の見立てになりますが、手がかりは掲載誌にあると思っています。

冬野さほさんは『別冊マーガレット』で活動していた漫画家で、いくえみ綾さんのデビュー誌もまた『別冊マーガレット』です。

同じ雑誌出身の女性漫画家という共通点があり、そこに「漫画家同士の夫婦」という枠が重なると、名前の入れ替わりは起きやすくなります。

誰かの悪意というより、似た属性が並んだことによる取り違えが広まった可能性が高いのではないでしょうか。

いずれにしても、噂を裏づける情報は出てきませんので、そのまま受け取るのは避けたほうがよさそうです。

子供がいるかどうかも公表されていない

夫の次に気になるのが、お子さんの有無ですよね。

ここも、はっきり書いておきます。

子供がいるかどうかについて、公表された情報はありません。

調査系のサイトも「子供はいるのか、といった情報も見当たりませんでした」と書いていて、有無すら確認できない状態です。

電子書籍ストアの記事にある「ご家族も登場」という表現も、具体的に誰を指すのかまでは書かれていません。

一方で、家族として確実に登場することが分かっているのは、猫と犬たちです。

作中には猫のブンたん、人見知りのきなこ、猫が苦手な老猫のマメ、そして犬のシロが登場します。

家族の話題として読者が確実に追えるのは、子供ではなく動物たちとの暮らしのほうだと言えます。

札幌の自宅で続く夫婦と動物たちの暮らし

いくえみ綾さんは、北海道を離れずに仕事を続けてきた漫画家です。

Wikipediaや調査系サイトでは、居住地として札幌市が挙げられています。

2020年12月25日付の北海道新聞夕刊にも「札幌在住の漫画家いくえみ綾」という見出しで記事が出ており、作品『おやすみカラスまた来てね。』の舞台となるバーは、ふだん通っているすすきののお店がモデルだと紹介されていました。

ただし、電子書籍ストア側の記事は「北海道出身で、デビュー当時から地元で仕事をされている」とだけ書いていて、市の名前までは触れていません。

そのため北海道在住という点は一致していますが、札幌という市名まで一致しているわけではない、という読み方が正確です。

その暮らしの中に、夫も同じ家の住人として描かれています。

エッセイ漫画では、動物たちの介護の場面や、亡くなる直前の様子まで描かれているそうです。

……これ、読むのはきっとしんどいですよね。それでも描いたというところに、この方の姿勢が出ている気がします。

夫についての情報が少ないのも、たぶん同じ姿勢の裏返しなんだろうなと思います。

いくえみ綾の夫を調べる人向けの関連情報

夫まわりの情報が少ないぶん、いくえみ綾さん本人についても気になってきますよね。ここからは、あわせて検索されることの多いテーマをまとめて見ていきます。

本名と素顔は非公開で対談では猫のお面

いくえみ綾さんは、本名も顔写真も公表していません。

複数の調査サイトが顔写真を探したものの、見つからなかったと書いています。

さらに、対談などで姿が写る場面では、自作とされる猫のお面のようなもので顔を隠している、という記述もあります。

この点は一つのサイトにしか見当たらなかったので、そのまま受け取ることはできませんが、少なくとも素顔の写真が流通していないのは確かです。

ペンネームの「いくえみ綾」も、実は本名由来ではありません。

くらもちふさこさんの作品に登場する人物の名前から取ったもので、「いく」と「綾」は『小さな炎』、「えみ」は『白いアイドル』、「りょう」は『糸のきらめき』の登場人物が元になっていると説明されています。

名前も顔も出さないという方針が、デビュー当初から一貫しているわけです。

出身は北海道名寄市で高校は東海大四

生まれは1964年10月2日。

出身地は北海道名寄市です。

高校は東海大学付属第四高等学校、現在の東海大学付属札幌高等学校を卒業しています。

この学校、映画『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』の公開に合わせて、主演の黒島結菜さんと小瀧望さんが「原作者いくえみ綾の母校」として訪れたことでも紹介されました。

母校が取材先になるというのは、なかなかない出来事ですよね。

北海道で生まれ、北海道の高校を出て、そのまま北海道で描き続けているという経歴になります。

14歳でデビューし40年以上続く経歴

デビューはかなり早いです。

中学3年生だった1979年、『別冊マーガレット』7月号に掲載された「マギー」でデビューしています。

年齢にして14歳。

中学1年から投稿を始め、高校時代は夜中まで漫画を描いてから学校に通う生活を送っていたと語られています。

転機になったのは1990年の読切『10年も20年も』でした。

それ以前は読者受けを優先していたものの、この作品以降は好きなように描くことにした、と北海道新聞の取材で振り返っています。

40年以上続けてきて、本気で辞めようと思ったことはないとも語っているそうです。

……正直、かっこいいなと思いました。

2019年にはデビュー40周年を記念して『いくえみ綾デビュー40周年 スペシャルアニバーサリーブック SMILE!』が刊行されています。

小学館漫画賞と講談社漫画賞の二冠

受賞歴も、少女漫画家として最上位クラスです。

年 賞 受賞作
2000年 第46回 小学館漫画賞 バラ色の明日
2009年 第33回 講談社漫画賞 少女部門 潔く柔く

出版社の垣根を越えて二大漫画賞を受賞していることになります。

映像化された作品も多く、映画では『潔く柔く』が長澤まさみさんと岡田将生さんの主演で2013年に公開されました。

ドラマでは2017年の『あなたのことはそれほど』、2019年の『G線上のあなたと私』がいずれも波瑠さん主演でTBS系で放送されています。

2020年にはフジテレビ系で『いとしのニーナ』が岡田健史さん主演で放送されました。

名前も顔も出さないまま、作品だけで40年以上第一線に立ち続けている作家だということです。

大ファンの奥田民生と実現したスカイウォーカー

いくえみ綾さんといえば、奥田民生さんのファンとしても知られています。

インタビューでもたびたび公言していて、作品にもその影響が出ています。

『I LOVE HER』に登場する高校教師「新ちゃん」こと新堂央人は、奥田民生さんをモデルにしたキャラクターとして紹介されることが多いです。

そして、ファンであることが本人とのコラボ作品『スカイウォーカー』として形になりました。

奥田民生さんの楽曲をモチーフにした短編集で、『MANY』『スカイウォーカー』『無限の風』『マシマロ』の4編が収録されています。

好きなミュージシャンと一緒に仕事をするところまで行けるのは、なかなかないですよね。

なお、忌野清志郎さんについてもRCサクセション時代からの熱狂的なファンだと紹介されています。

愛猫ブンたんと歴代の猫たち

最後に、いくえみ綾さんを語るうえで外せないのが猫です。

「猫遣い」という異名で紹介されるほどの愛猫家で、単行本のあとがきや欄外に飼い猫の漫画を載せることがあります。

猫が亡くなったときには、単行本にメッセージを添えることもあったそうです。

これまでに名前が挙がっている猫には、初代のキヨ、人気の高かったチョビ、チャコ、キュウリ、カブなどがいます。

2008年からはスコティッシュフォールドの「ブンたん」との生活を漫画化し、これが『そろえてちょうだい?』につながりました。

猫を題材にした単行本も複数あり、『いくえみ綾のかわいいにもほどがある』はかつての同居猫たちとの6年間を描いたコミックエッセイです。

くるねこ大和さんとの共著『いくえみ綾&くるねこ大和のねこあるある』では、猫あるあるカルタと2人の猫対談が収録されています。

2024年からは新たなエッセイ『猫のいるウチ便り』の連載も始まりました。

夫についての情報は少なくても、その家がどんな空気の場所なのかは、猫たちを通してしっかり伝わってきます。

いくえみ綾の夫のまとめ

  • いくえみ綾は既婚で、エッセイ漫画に夫が登場する
  • 夫の職業はカメラマンとされる説があるが一次情報はない
  • カメラマン説の出どころはエッセイ漫画『そろえてちょうだい?』の描写とされる
  • 作中の夫はくせ毛で細身、Tシャツにジーンズ姿で描かれる
  • 夫の本名や顔写真は公表されていない
  • 結婚した時期や馴れ初め、結婚式の情報は公表されていない
  • 夫が漫画家の松本大洋という噂はデマ
  • 松本大洋の妻は漫画家の冬野さほ
  • 子供がいるかどうかも公表されていない
  • 家族として作品に登場するのは猫のブンたんや犬のシロなどの動物たち
  • 居住地は札幌市とされ、北海道在住という点は各媒体で一致している
  • 本名と素顔は非公開で、対談では猫のお面で顔を隠すとされる
  • 1964年10月2日生まれで出身は北海道名寄市
  • 1979年に中学3年生で別冊マーガレットからデビュー
  • 小学館漫画賞と講談社漫画賞の二冠を達成している

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)