歴史ポッドキャスト「コテンラジオ」で、深井龍之介さんの隣から静かに知識を差し込んでくるヤンヤンさん。
あの落ち着いた語り口を聴いていると、私生活はどうなんだろう、結婚しているのかなと気になってきませんか。
調べてみると、ヤンヤンさんが自分で書いているプロフィールには、家族についてたった一行だけ、はっとする言葉が残されていました。
・コテンラジオのヤンヤンの結婚が公表されているかどうか
・本人が明かしている家族についての記述と、番外編で語られた恋愛の話
・本名や年齢、九州大学からイチゴ農家を経てコテンに入るまでの経歴
コテンラジオのヤンヤンの結婚について公表されていること
まずは結論から。ヤンヤンさんの結婚については、公式に発表されたものが見当たりません。
ただ、まったく手がかりがないわけではないんですよ。本人が書いた一行と、番外編で語られた話をたどっていきます。
結婚しているという公表はない
2026年8月時点で調べたかぎり、ヤンヤンさんが結婚を公表したという情報は確認できません。
コテンラジオの公式サイトである株式会社COTENの会社情報ページにも、配偶者や家族構成に関する記載はありません。
そこに載っているのは、所属チームが歴史調査チームのDiogenes(ディオゲネス)であること、好きな本が「氷輪」「銀河英雄伝説」「論語物語」であること、好きな言葉が「対酒当歌 人生幾何」であることといった、人となりが伝わる項目ばかりなんです。
好きな歴史上の人物として吉田松陰、菅原道真、井筒俊彦の名前が並び、人生に必要不可欠なものは「食」と答えています。
Forbes JAPANやフクリパといったメディアのインタビューでも、語られているのは仕事観や生い立ちで、結婚生活に触れた記述はありませんでした。
つまり、芸能人のように結婚報告があったわけではなく、結婚しているともしていないとも公表されていない状態だといえます。
ここ、少しもどかしいですよね。ただ、公表していない部分を勝手に決めつけるのは違うと思うので、この記事では「本人が出している情報」だけを丁寧に拾っていきます。
家族にASDとADHDの診断者がいると明記
結婚そのものの発表はありませんが、家族について本人が書いている一行があります。
ヤンヤンさんは「ヤンヤン 中国四千年のハゲ」というアカウント名でnoteを開設していて、そのプロフィール欄に自己紹介を並べています。
四川省成都生まれ、在日30年、元イチゴ農家、アートと読書と睡眠が好き。そんな軽やかな並びのなかに、「家族にASD&ADHD診断済」という一文が入っているんです。
ASDは自閉スペクトラム症、ADHDは注意欠陥・多動症のこと。どちらも発達特性に関する診断名です。
この一行だけで、配偶者がいるのか、子どもがいるのか、それとも親や兄弟のことなのかまでは分かりません。
それでも、ヤンヤンさんが「家族」という存在を前提にして自己紹介を書いていることは確かです。
……なんというか、いいですよね。ネタっぽい自己紹介の並びのなかに、こういう一行をさらっと置くところに人柄が出ている気がします。
障がい者のウェルビーイング研究という仕事とのつながり
この一行を読んだとき、経歴と重なる部分があることに気づきました。
ヤンヤンさんは2017年に独立したあと、資源循環産業で働く障がい者のウェルビーイングに関する調査・研究に携わっています。
家族の診断について書いていることと、この研究テーマが本人の中でどうつながっているのかは公表されていません。
ただ、時系列を並べると、独立後の研究テーマと自己紹介の一行が同じ方向を向いているようには見えます。あくまで筆者の見方ですが、無関係とは思いにくいところです。
人生初の合コンを語った番外編11
恋愛まわりの話が出たことがまったくないかというと、そんなことはないんですよ。
コテンラジオの番外編には、「ヤンヤン、人生初めての合コン!その時、革命が起きた。」というタイトルの回があります。番外編の11回目として配信されたものです。
タイトルからして、ヤンヤンさんにとって合コンが人生で初めての経験だったことが分かります。
歴史の話をしているときの落ち着いた語り口を知っているだけに、合コンで革命が起きたという振り幅には思わず笑ってしまいました。
この回が配信された時点では、少なくとも合コンに参加できる立場だったということになります。
ただし、配信時期と現在の状況を直結させて語るのは無理があるので、合コン回の存在は「恋愛の話題を本人がオープンにできる人だ」という材料として受け取るのが妥当です。
素顔と本音を語った番外編113の質問企画
もう一つ、私生活に踏み込んだ回があります。
番外編113として配信された「ヤンヤンに大量の質問を浴びせてみた。〜素顔と本音の人生トーク〜」です。
ヤンヤンさんへの100の質問という体裁で、人生で一番恥ずかしかった出来事、危なかったうっかりミス、北海道と沖縄のどちらにも行きたいという話、人生をやり直せるなら何をするかといった話題が並んでいます。
そのなかで、亀を飼っているという話も出てきます。
COTENの会社情報ページで好きな動物として亀を挙げているので、これは筋が通っていますよね。
これだけ質問を浴びせられる企画でも、配偶者や子どもの話が公になっていないところを見ると、私生活のうち家庭の部分は意識的に話していない領域なのだろうと感じます。
リスナーから結婚したいと言われる人気ぶり
ちなみに、コテンラジオのヤンヤンで検索すると、結婚という言葉と一緒に出てくる投稿があります。
X(旧Twitter)では、ゴッホの回を聴いたリスナーが「わたしはヤンヤンさんと結婚したい民ですが」と書き出して感想を投稿していました。
これはヤンヤンさん本人の結婚とは関係なく、リスナー側の好意を表した言い回しです。
結婚したい民、という言い方が生まれるくらいには、ヤンヤンさんのファンが一定数いるということですよね。
また、福岡に滞在していた知人がヤンヤンさんの自宅でごはんをごちそうになったという投稿もありました。料理が全部おいしかった、という感想つきです。
人を招いて手料理を出すという一面が見えるエピソードで、人生に必要不可欠なものを「食」と答えているのも納得できる話でした。
コテンラジオのヤンヤンの結婚を調べる人向けの関連情報
結婚については公表されていないぶん、ヤンヤンさんがどんな人なのかを知ると印象がぐっと変わります。
本名の読み方から、イチゴ農家時代、コテンに入るきっかけまで順番に見ていきましょう。
本名は楊睿之で読み方はようえいし
ヤンヤンというのは愛称で、本名は楊睿之(ようえいし)といいます。
中国語読みではヤン・ルイジーにあたる名前で、日本では楊睿之という表記で各種メディアに登場しています。
ポッドキャスト配信サービスのLISTENでも、楊睿之(ヤンヤン)という形で名前が併記されていました。
SNSでは、Instagramのアカウント名がYang Yang(ヤンヤン)、noteのアカウント名が「ヤンヤン 中国四千年のハゲ」となっています。
自分でハゲを名乗るスタイル、正直かなり好きです。
1986年生まれで中国四川省成都の出身
Forbes JAPANの記事によると、ヤンヤンさんは1986年に中国四川省で生まれています。
より細かくは四川省成都市の生まれで、本人のnoteプロフィールにも四川省成都生まれと書かれています。
1986年生まれということは、2026年時点で40歳前後という計算になります。
自己紹介では「草食系中国人」を名乗っていて、在日30年、元イチゴ農家という言葉が続きます。
中国生まれで人生の大半を日本で過ごしてきた、というのがヤンヤンさんの立ち位置です。
プロフィールの基本情報
公表されている情報を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 楊睿之(ようえいし) |
| 愛称 | ヤンヤン |
| 生まれ | 1986年・中国四川省成都市 |
| 来日 | 小学4年まで中国、その後に福岡へ |
| 学歴 | 九州大学文学部人文学科(比較宗教学研究室) |
| 所属 | 株式会社COTEN(2018年より参画) |
| 担当 | COTEN RADIOパーソナリティ/歴史調査チームDiogenes |
| 好きな動物 | 亀 |
小学4年まで中国で育ち父の仕事で福岡へ
ヤンヤンさんは小学校4年生までを中国で過ごしました。
その後、父親の仕事の関係で福岡に移住しています。
日本語をほとんど知らない状態から日本の学校生活に入ることになったわけで、想像すると簡単な話ではなかったはずです。
在日30年という自己紹介の数字は、ここから積み上がってきたものになります。
コテンラジオで中国史を扱う回のとき、ヤンヤンさんの語りに独特の距離感があるのは、中国で生まれ日本で育ったという二つの視点を持っているからだと感じます。
浪人と文転を経て九州大学文学部へ
高校時代のヤンヤンさんは理系でした。
理由は「漠然と就活に有利だから」というもので、本人も当時の動機をそう振り返っています。
ところが大学受験で理系学部が不合格となり、1年間の浪人を経験します。
そして進んだのが九州大学文学部人文学科の比較宗教学研究室でした。
本人はこの進路変更について、文転という判断は自分にとってとても大きいものだったと語っています。
もし理系のまま進んでいたら、コテンラジオで宗教史や思想の話をするヤンヤンさんはいなかったかもしれません。
受験の失敗が、結果的に今の仕事につながっているわけです。……こういう話、勇気が出ませんか。
中国で約7年イチゴ農家として働いた
大学卒業後の進路がまた面白いんですよ。
ヤンヤンさんは、中国で自営業をしている家族から農業事業を始めるので手伝ってほしいと言われ、中国に戻ります。
そこから約7年間、経営と現場農場の両方でイチゴ栽培に従事しました。
元イチゴ農家という自己紹介は、この7年のことを指しています。
経営だけでも現場だけでもなく両方をやっていたというのが、なかなかの重みですよね。
その後、諸事情で福岡に戻り、環境技術系のコンサルティング会社でサラリーマンとして働いた時期を経て、2017年に独立しています。
歴史のラジオに出るまでに、農業と環境コンサルという遠回りを挟んでいるのがヤンヤンさんの経歴です。
深井龍之介との飲み会がコテン参画のきっかけ
では、どうやってコテンにたどり着いたのか。
本人いわく、友人に誘われた飲み会にたまたま深井くんがいたのがきっかけだったそうです。
深井くんというのは、株式会社COTENの代表取締役CEOであり、コテンラジオのメインパーソナリティである深井龍之介さんのこと。
この出会いから、2018年にCOTENへ参画することになります。
コテンラジオ自体は2018年11月30日に配信が始まり、翌2019年にはJAPAN PODCAST AWARDS 2019で大賞とSpotify賞をダブル受賞しました。
番組は深井龍之介さん、ヤンヤンさん、そしてプロデューサーで「圧倒的歴史弱者」を名乗る樋口聖典さんの3人で進みます。
たまたま参加した飲み会が、日本を代表する歴史ポッドキャストの一角につながったわけです。
個人ポッドキャスト豚に麻将も配信
ヤンヤンさんはコテンラジオ以外にも、自分の番組を持っています。
「豚に麻将」という個人ポッドキャストで、Spotifyで配信されています。
note上で開始を報告したのは2023年12月27日でした。
本人によると、この番組では基本的に楽しい話をするのが方針で、まじめな話題はあまり扱わず、悲しい話もほとんどしないとのこと。
相方と一緒に他愛ない談笑を垂れ流せたら、という言葉とともに、5年間の継続を目標に掲げています。
Instagramのプロフィールにもコテンラジオと豚に麻将の両方が並んでいて、歴史番組の顔とは別に、雑談の場も持っているのが今のヤンヤンさんです。
魁三国志大戦の歴史アドバイザーに就任
近年は、ゲーム制作にも関わっています。
2025年3月4日、スゴロックス株式会社が、楊睿之(ヤンヤン)さんの歴史アドバイザー就任を発表しました。
対象は「魁 三国志大戦 – Battle of Three Kingdoms -」というタイトルです。
役割は、時代背景を踏まえつつ歴史上の人物の心理や思想に深く切り込み、ゲームの世界観設定やSR武将カードのフレーバーテキスト制作を支援するというもの。
電撃オンラインでも、歴史アドバイザーとして中国の三国志事情を語るインタビューが掲載されています。
ラジオで培った歴史の語り口が、そのまま仕事として広がっている形ですね。
コテンラジオのヤンヤンの結婚のまとめ
- コテンラジオのヤンヤンの結婚は公表されていない
- 株式会社COTENの会社情報にも配偶者や家族構成の記載はない
- 本人のnoteプロフィールに「家族にASD&ADHD診断済」の一行がある
- その一行が配偶者・子ども・親のどれを指すかは明かされていない
- 2017年の独立後、障がい者のウェルビーイング研究に携わっている
- 番外編11で人生初めての合コンについて語った回がある
- 番外編113では100の質問に答える企画が組まれた
- その企画でも配偶者や子どもの話は公になっていない
- Xでは結婚したい民を名乗るリスナーの投稿がある
- 福岡の自宅で手料理をふるまったという知人の投稿もある
- 本名は楊睿之で読み方はようえいし
- 1986年に中国四川省成都市で生まれ、小学4年まで中国で育った
- 浪人と文転を経て九州大学文学部人文学科へ進学した
- 中国で約7年イチゴ農家として働き、その後に環境コンサルを経験
- 飲み会で深井龍之介と出会い2018年にCOTENへ参画した

