2025年6月の東京都議選、世田谷区。参政党から出た新人が4万票を超える票を集めて初当選しました。
望月まさのりさん、当時35歳。元検察事務官という経歴と若さで一気に名前が知られ、それと同時に「結婚しているのか」という検索が増えました。
ところが調べていくと、妙なことに気づきます。公式サイトにも、東京都議会の議員名簿にも、選挙時の候補者情報にも、配偶者や子供の欄がまったく出てこないのです。隠しているというより、そもそも公表の対象になっていない。ではなぜ「結婚」で検索されるのかというと、そこには本人の生い立ちが関係していました。
・望月まさのりの結婚が公表されていない事実と、確認した資料の範囲
・「独身」と書いている情報の出どころと、鵜呑みにできない理由
・母子家庭で育ち検察から都議になるまでの経歴
望月まさのりの結婚は公表されていない|妻・子供の記載は公的資料にない
結論から書きます。望月まさのりさんの結婚については、既婚とも独身とも公表されていません。確認できたのは「どこにも書かれていない」という事実のほうでした。順に見ていきます。
本人の公式サイトに家族の欄がない
望月まさのりさんは公式サイト(mochimasa.com)を持っていて、そこにプロフィールと経歴が細かく載っています。生まれた年、出身の小中学校名、高校、大学、勤務先の変遷まで書かれている、かなり詳しいものです。
それだけ細かく書かれているのに、配偶者や子供についての記載は一行もありません。家族に触れているのは「幼少期より母子家庭で育ちました」という、育った側の話だけです。
東京都議会の議員名簿にも配偶者の情報はない
東京都議会の公式サイトには議員一人ひとりのページがあります。望月まさのりさんのページに載っているのは、会派が「東京都議会参政党」であること、選挙区が世田谷であること、当選回数が1期(令和7年7月23日から)であること、所属委員会が総務委員会であること。この4点と連絡先です。
そもそも都議会の名簿には家族構成の項目自体がありません。ここに書かれていないことは、独身の証拠にも既婚の証拠にもなりません。
選挙時の候補者情報でも家族には触れられていない
選挙ドットコムの政治家情報ページ、日本経済新聞の衆院選候補者ページ、参政党公式サイトの初当選報告。いずれも確認しましたが、家族構成に踏み込んだ記載はありませんでした。
載っているのは得票数と経歴です。2024年10月の衆院選では22,179票、2025年6月の都議選では40,512票。数字は細かく出るのに、私生活はまったく出てこないという構造になっています。
SNSでも妻や子供の投稿は確認できない
望月まさのりさんはX(@m_mochizuki3)とInstagram(@mochimasanori)を運用しています。ここに家族の写真や、それらしい言及があれば手がかりになりますが、確認できた範囲では見当たりませんでした。
発信の中心は政策と地元まわり
投稿の中身は議会の報告、街頭での活動、地元世田谷での動きが中心です。政治家のSNSとしてはむしろ標準的な使い方で、私生活を切り売りしないタイプといえます。
それでも「結婚」で検索される理由
1990年5月6日生まれで、2026年8月時点で36歳。都議に初当選したのは35歳のときでした。都議会議員としてはかなり若い部類に入ります。
若くして表に出た人ほど「家庭はあるのか」が気になるのは自然なことで、加えて元検察事務官という経歴の硬さと、サッカーを続けてきた見た目のギャップも話題になりました。情報が出ていないからこそ検索される、という典型的なパターンです。
「独身」と書いている情報の出どころには注意
ネット上には「独身の可能性が高い」と書いている記事があります。ただしその根拠は「結婚しているという情報が見つからなかった」というもので、これは調べた側の推測であって、本人や事務所が言ったことではありません。
同じく「母と弟の3人家族」という記載も見かけますが、これも一つのブログにしか出てこない情報です。公式サイトが認めているのは「母子家庭で育った」というところまでで、きょうだいの有無まで踏み込んだ公的な情報は確認できませんでした。
望月まさのりの家族構成と経歴|母子家庭で育ち検察から都議へ
結婚の情報が出てこない一方で、育った家庭の話は本人がはっきり語っています。そこが政治を志した動機に直結しているからです。経歴をたどっていくと、公表するものとしないものの線引きがはっきり見えてきます。
プロフィール|1990年5月6日生まれ、世田谷区育ち
望月まさのりさんは1990年5月6日生まれ、東京都世田谷区の出身です。2026年8月時点で36歳。漢字表記は望月正謹で、選挙や議会では「望月まさのり」を使っています。
通ったのは世田谷区立八幡山小学校、世田谷区立緑丘中学校。生まれ育った地元でそのまま議席を得たかたちです。
幼少期から母子家庭|公式サイトに本人が明記
「幼少期より母子家庭で育ちました」。これは本人の公式サイトに書かれている一文です。働き続ける母親の姿を見て育ったことが、後の政策の軸になっています。
教育の機会と、経済的に苦しい家庭への支援。望月まさのりさんが優先課題として掲げているのはこの2つで、どちらも自分が通ってきた道と重なります。
都立駒場高校とサッカー|アルバイトと両立した10代
高校は都立駒場高校の普通科。サッカーの強豪校として知られる学校です。望月まさのりさんは小学生の頃からサッカーを続けていて、この時期も競技と学業を並行させています。
加えて高校時代からアルバイトもしていました。部活・勉強・アルバイトの3つを同時に回していたことになります。
奨学金で青山学院大学へ|司法試験は経済的な事情で断念
大学は青山学院大学経営学部経営学科。奨学金を借りて進学し、家庭教師や塾講師のアルバイトを続けながら卒業しました。授業料免除と給付型奨学金を得ていたという情報もあります。
在学中は司法試験の勉強もしていましたが、経済的な事情で断念したと語られています。法律の道そのものを諦めたわけではなく、進み方を変えたかたちです。
東京地検と法務省で働いた8年間
2015年10月、東京地方検察庁に採用されます。担当は捜査と人事。重大事件の事務処理にも関わったといいます。
2019年4月には法務省大臣官房人事課へ異動し、人事・会計・国会業務を担当しました。2023年4月に東京地検へ戻り、同年6月に退職しています。国家公務員として過ごしたのは約8年間でした。
2023年に秘書へ転身|2024年衆院選は22,179票で落選
退職した翌月の2023年7月、参議院議員秘書に就任します。2024年10月には衆議院議員秘書へ。行政の内側から、政治の側へ移った時期です。
そして2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙に、参政党から東京6区で出馬。22,179票を集めましたが、小選挙区では議席に届きませんでした。
2025年6月 都議選で初当選|世田谷区で40,512票
雪辱は翌年でした。2025年6月22日の東京都議会議員選挙、世田谷区選挙区で40,512票を獲得して初当選します。参政党にとっても都議会での議席獲得は大きな一歩でした。
現在は東京都議会参政党の会派に所属し、総務委員会で活動しています。都議1期目に入ったばかりで、これから語られることも増えていくはずです。
まとめ|望月まさのりの結婚は未公表、公表しているのは「育った家庭」だけ
望月まさのりさんの結婚については、公式サイト・東京都議会の名簿・選挙時の候補者情報・SNSのいずれにも記載がなく、既婚か独身かは公表されていません。「独身らしい」と書かれている情報は、情報が出てこないことを根拠にした推測です。
その一方で、幼少期から母子家庭で育ったこと、奨学金とアルバイトで大学を出たこと、東京地検と法務省で8年間働いたことは、本人が自分の言葉で明かしています。
公表するのは政治の動機につながる過去だけ、家庭のことは出さない。線引きが一貫している人だと言えそうです。都議1期目はまだ始まったばかりなので、今後の発信のなかで語られる日が来るかもしれません。

