ライフネット生命の創業者で、APUの学長も務めた出口治明さん。
再婚しているのでは?と気になって検索した方も多いのではないでしょうか。
実は出口さんが脳出血で倒れたとき、奥さんが医師に伝えたひと言が、その後の回復を大きく左右していたんです。
・出口治明さんに再婚の事実はあるのか
・脳出血からの復帰を支えた奥さんのエピソード
・再婚で検索される理由と考えられる発言
出口治明の再婚の噂と妻との夫婦関係
出口治明さんに再婚歴はあるのか、今の奥さんはどんな人なのか。
報道やインタビューで確かめられた事実から、夫婦の姿を順に見ていきますね。
出口治明が再婚したという発表はない
まず結論からいきますね。
出口治明さんが離婚や再婚をしたという発表や報道は、見当たりません。
ライフネット生命の創業者として、そしてAPUの学長として、出口さんはこれまで数えきれないほどのインタビューに答えてきました。
それでも、離婚や再婚に触れた記事はひとつも出てこないんです。
一方で「妻」「夫人」という言葉は、2016年の子育てメディアのインタビューから、2026年の日刊ゲンダイの取材まで、10年にわたってくり返し出てきます。
2026年2月の取材では「夫人と娘の3人暮らし」と紹介されていました。
じゃあ、なぜ「再婚」で検索されているのか。
ここ、気になりますよね。
再婚の噂が出るきっかけとして考えられること
はっきりした出どころは分かりませんが、材料になりそうなものは2つあります。
| きっかけになりそうなもの | 中身 |
|---|---|
| 熟年離婚についての発言 | 著書『還暦からの底力』(2020年)で、熟年離婚は「基本的にはいいこと」と書いている |
| 検索結果に出る「再婚」の文字 | 日刊ゲンダイの出口さんの記事ページに、別の方の「再婚生活」という関連記事の見出しが並んでいる |
1つめは出口さんご本人の考え方で、あとで詳しく紹介します。
2つめは、出口さんとは関係のない別の方の記事なんです。
Googleで検索すると、その見出しの一部が出口さんの記事の説明文に混ざって表示されることがあります。
パッと見ると出口さんが再婚したように読めてしまうので、これで検索した人もいるかもしれませんね。
あくまで私の推測ですが、本人の再婚ではなく、発言や検索結果の表示から生まれた疑問と考えるのが自然です。
妻はどんな人?名前や職業は非公表
出口さんの奥さんは一般の方で、名前や年齢、職業は公表されていません。
個人ブログでも「結婚や奥さんについてはほとんど情報がない」と書かれていて、出口さん自身も家族のことを積極的には語ってこなかったようです。
ただ、インタビューの端々には奥さんの姿がちゃんと出てきます。
| 時期 | 奥さんについて語られたこと | 出典 |
|---|---|---|
| 2016年 | 子育てはほとんど妻に任せきりだった | 子育てメディアのインタビュー |
| 2021年8月 | 退院の日、好きな肉料理をたくさん作って出迎えた | 朝日新聞 |
| 2021年ごろ | リハビリの方針について医師に意見を伝えた | 朝日新聞Thinkキャンパス |
| 2026年 | 夫人と娘の3人で暮らしている | 日刊ゲンダイ |
こうして並べると、表には出ないけれど、大事な場面でいつも出口さんのそばにいた人だと分かります。
娘さんが1人いて、東京の自宅で3人で暮らしているというのが、確かめられている家族の姿です。
奥さんは一般の方で、名前などは非公表ですが、長く連れ添ってきたパートナーです。
妻が医師に伝えた「この人の言葉」
夫婦のエピソードでいちばん心に残るのが、脳出血のあとのリハビリの話です。
出口さんは2021年1月、APUの学長の2期目の途中で脳出血に倒れました。
右半身のまひと失語症が残り、話すことも歩くことも難しい状態になったんです。
リハビリを進めるなかで、歩く練習と言葉を取り戻す練習のどちらを優先するか、選ばなければならない場面がありました。
そのとき奥さんが医師たちに伝えたのが、この言葉です。
「世の中に求められているのは、この人の言葉です」
……なんか、じんわりしますよね。
出口さんは本を40冊以上書き、講演で全国を回ってきた人です。
その人にとって何がいちばん大事かを、奥さんは誰よりも分かっていたんでしょうね。
ここから「あー」と声を出す訓練が始まり、利き手ではない左手で文字を書く練習も重ねていきました。
そして2022年4月、出口さんは別府の入学式に車いすで登壇して、祝辞を述べています。
言葉を取り戻して学長に戻れた裏には、奥さんのこのひと言があったわけです。
退院の日に妻が作った肉料理
約6カ月のリハビリ入院を終えて、出口さんが東京の自宅に戻ったのは2021年8月のことでした。
コロナ禍の入院中は、家族との面会が月に1回、30分だけに限られていたそうです。
久しぶりの我が家で出口さんを待っていたのは、好きな肉料理をたくさん作って出迎えてくれた奥さんでした。
出口さんはその姿を見て、自宅に帰ってきたことを実感したと語っています。
半年ぶりに好物が並んだ食卓……想像するだけで、こちらまで温かくなります。
退院後は、療法士が自宅に来る訪問型のリハビリを週4時間受けながら、復帰を目指しました。
派手な言葉はなくても、夫婦の関係がよく伝わるエピソードです。
子育ては妻に任せきりだった現役時代
出口さんは1948年生まれの団塊の世代で、日本生命で長く働いてきました。
2016年のインタビューで「イクメンだったのか」と聞かれたときの答えは、とても正直なものでした。
「実はほとんど妻に任せきりでした」
奥さんが「メシ、風呂、寝る」を一所懸命ケアしてくれたおかげで、仕事に集中できたと振り返っています。
当時は男性が長時間働き、女性が家庭を担うのが効率的な時代だった、というのが出口さんの説明です。
面白いのは、そんな出口さんが60歳で立ち上げたライフネット生命では、男女ともに育児休業を取れる会社をつくったことです。
自分が奥さんに任せきりだったからこそ、次の世代には同じ形を押しつけたくなかったのかもしれませんね。
現役時代の家庭は、奥さんが支えていたというのが本人の言葉です。
熟年離婚を肯定した発言とは
「再婚」で検索される理由として考えられるのが、出口さんの結婚観です。
著書『還暦からの底力』(2020年)で、出口さんは熟年離婚について「基本的には僕はいいことだと思っています」と書いています。
嫌いになった人と暮らし続けるのは、お互いにとって大きな負担になるから、という理由です。
さらに、世間体のために仮面夫婦を続けて定年後に別れるのは不幸なことで、嫌ならパートナーもチェンジすればいいとまで述べています。
これ、けっこう踏み込んだ意見ですよね。
この文章は2023年12月に現代ビジネスで記事になり、「出口治明 再婚」の検索結果の1位にも出ています。
ただ、同じ文章で出口さんは、一緒に暮らしている人を大事にしない人から家族は離れていく、とも書いています。
家族とは誠実に向き合うことに尽きる、というのが結論なんです。
また出口さんは、選択的夫婦別姓の導入に賛成していることでも知られています。
離婚や再婚を肯定する考えを持っていることと、本人が再婚したことは別の話です。
出口治明の再婚を調べる人向けの関連情報
ここからは、出口さんの再婚について調べている人がいっしょに気にしている、家族や病気、経歴の話をまとめます。
現在は夫人と娘の3人暮らし
2026年2月の日刊ゲンダイの取材では、出口さんは夫人と娘さんとの3人暮らしと紹介されています。
APUの学長だったころは、大学のある大分県別府市に単身赴任していました。
2023年に学長を退任してからは、東京の家族のもとへ戻っています。
家族との時間を楽しんでいるかと聞かれた出口さんの答えは、「いやあ、別に(笑)」。
ずっと本を読んでいるそうです。
照れ隠しも入っていそうで、個人的にすごく好きな答えです。
娘さんの名前や年齢、仕事は公表されていません。
子供は娘さんが1人で、今は親子3人で東京に暮らしています。
脳出血で右半身まひと失語症に
出口さんは2021年1月に脳出血で倒れ、右半身のまひと失語症が残りました。
倒れて体が動かないと分かったとき、落ち込んだのは「3秒だけ」だったと語っています。
起きてしまったことを嘆いても仕方がない、どうすれば仕事に戻れるかを考えた、というのが本人の言葉です。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2021年1月 | 脳出血で倒れる |
| 2021年8月 | 約6カ月のリハビリ入院を終えて退院 |
| 2022年4月 | 別府の入学式に車いすで登壇し、学長に復帰 |
| 2023年12月 | 2期6年の任期を終えて学長を退任 |
今も自宅で理学療法士によるリハビリを1日1時間続けていて、読み書きはほとんど問題なくできるようになったそうです。
病気をきっかけに、好きだったお酒は医師に止められています。
重い後遺症を抱えながら、1年あまりで仕事に戻ったのは本当にすごいことです。
学長を務めた大学は立命館アジア太平洋大学
出口さんが学長を務めたのは、大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(APU)です。
2018年1月に第4代学長に就任し、同大学で初めての民間出身の学長になりました。
学生の約半数が海外からの留学生という大学で、在任中の2023年4月には念願だったサステイナビリティ観光学部を開設しています。
2023年12月に退任したあとは学長特命補佐となり、東京キャンパスに通っています。
ちなみに出口さんご自身は、三重県立上野高校から京都大学法学部に進んでいます。
経営者から大学のトップへ、という珍しい経歴の持ち主です。
現在も東京キャンパスへ週3日通う
78歳になった今も、出口さんは週3日、JR東京駅そばのAPU東京キャンパスへ通っています。
朝に1人で介護タクシーに乗って出勤し、来客に会ったり、原稿を書いたりしているそうです。
2025年は1年で6冊の本を出し、10月には友人5人を案内してローマへ10日間の旅にも出かけています。
電動車いすで電車に乗り、買い物にも1人で行くという暮らしぶりで、外に出て人に会うことが元気の源だと話しています。
病気のあとも、仕事と読書と旅を続けているのが今の出口さんです。
出口治明の再婚のまとめ
- 出口治明が離婚・再婚したという発表や報道は見当たらない
- 妻は一般人で名前・年齢・職業は非公表
- 2026年時点で夫人と娘の3人で東京に暮らしている
- 子供は娘が1人
- 現役時代の子育ては本人いわく「ほとんど妻に任せきり」
- 妻が「メシ、風呂、寝る」を支えたおかげで仕事に集中できたと語っている
- 2021年1月に脳出血で倒れ、右半身まひと失語症が残った
- リハビリの方針で妻が医師に「世の中に求められているのは、この人の言葉です」と伝えた
- 2021年8月の退院日、妻は好きな肉料理を作って出迎えた
- 2022年4月に車いすで入学式に登壇し学長に復帰した
- 著書で熟年離婚を「基本的にはいいこと」と肯定している
- 嫌ならパートナーもチェンジすればいいという発言が再婚の噂のきっかけとみられる
- 検索結果に別人の「再婚生活」という見出しが混ざって表示されることも一因とされる
- 選択的夫婦別姓の導入に賛成している
- 現在も週3日、APU東京キャンパスへ通い執筆を続けている

