雷親方について調べていると、検索候補に「離婚」という言葉が出てきて驚いた方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、現在の雷親方(元小結・垣添徹さん)に離婚の発表はなく、妻の垣添栄美さんと二人三脚で雷部屋を切り盛りしています。
実はこの噂、たった7か月だけ「雷」を名乗った別の親方と取り違えられたものだったんです。
・現在の雷親方に離婚の事実があるのかどうか
・妻・垣添栄美さんの経歴と2人の馴れ初め
・離婚の噂が広まった原因になった先代雷親方の騒動
雷親方の離婚の噂と今の夫婦関係
「雷親方 離婚」で検索すると不穏な言葉ばかり並びますが、結論から言うとそれ、いまの親方の話ではないんです。
ここでは離婚の事実がどうなっているのか、そして噂がどこから来たのかを順番に整理していきますね。
離婚の事実は確認できない
まず、いちばん知りたいところからお答えします。
現在の雷親方(元小結・垣添徹さん)が離婚したという発表も報道も、確認できません。
親方は2007年2月に浅井栄美さんと結婚し、いまも夫婦で雷部屋を切り盛りしています。
栄美さんは部屋のおかみさんとして、力士の食事から生活面までを支える立場にいます。
もし離婚していれば、おかみさんが部屋にいること自体が成り立ちません。
つまり、部屋が夫婦二人三脚で回っているという事実そのものが、離婚していない何よりの証拠になっているわけですね。
2026年4月には長男の玄空さんが父の部屋へ入門することが決まり、母である栄美さんのコメントも一緒に報じられました。
家族4人の名前が同じ記事に並んでいる状態なので、ここ最近の報道を見るかぎり家庭が割れている様子はうかがえません。
「離婚」と検索候補に出るのはなぜ?
検索窓に「雷親方」と入れると、いまでも候補に「離婚」が出てきます。
これは過去に大きく報じられた出来事があると、検索する人が増えてサジェストとして残り続けるためです。
言い換えると、候補に出ること自体は「いま起きていること」を意味しません。
このあと詳しく書きますが、残っているのは2012年の騒動の記憶なんですよ。
妻・垣添栄美は元女子相撲の日本一
雷親方の妻は垣添栄美さん(旧姓・浅井栄美さん)。
ただの「おかみさん」ではなく、ご本人が相撲の世界で頂点に立った人です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 垣添栄美(旧姓・浅井栄美) |
| 競技歴 | 全日本女子相撲選手権(新相撲)で3度優勝 |
| 国際大会 | 世界女子相撲選手権で日本の団体初優勝に貢献 |
| 出身大学 | 日本大学(女子相撲部) |
| 資格 | 管理栄養士 |
| 現在 | 雷部屋おかみ・料理研究家 |
日本一を3度取っている元選手が、そのまま部屋のおかみさんになったという珍しい経歴です。
弟子たちからは「もう一人の師匠」と呼ばれているそうで、稽古の内容にまで踏み込んだ助言をすることもあるとか。
長男の玄空さんは、母から出し投げを教わったと語っています。
母親から相撲の技を習うって、なかなか聞かない話ですよね。
管理栄養士として力士の体を作る
栄美さんは管理栄養士の資格を持っていて、力士の食事管理を担当しています。
相撲部屋の食事といえばちゃんこですが、体を大きくするだけでなく、けがをしない体をどう作るかまで考える必要があります。
そこに国家資格を持った人が入っているのは、部屋にとってかなり大きいはずです。
料理研究家としても活動していて、相撲の世界の外にも仕事の場を持っている方なんですよ。
相撲を始めたのは祖父を元気づけるためだった
栄美さんが相撲を始めたのは10歳のとき。
きっかけは、おじいさんを元気づけるためだったとインタビューで語っています。
もともとは宇宙やデザインを学びたいと考えていて、相撲を続けるつもりはまったくなかったそうです。
それが母親と高校の相撲部監督の勧めで日本大学へ進み、新設されたばかりの女子相撲部に入ることになりました。
そこから日本一を3度取ってしまうのですから、人生って分からないものですよね(※この経緯はCHANTO WEBの単独インタビューによるものです)。
おかみさんの話は最初、断っていた
意外なことに、栄美さんは当初おかみさんになることに乗り気ではなかったそうです。
CHANTO WEBのインタビューでは「絶対にやらない。誰か探してきて」と話していたと語られています(※この経緯は同誌の単独インタビューによるものです)。
そもそも相撲を続けるつもりもなく、専業主婦になるつもりだったとも明かしています。
それが最終的に引き受けることになったわけですから、夫婦の間でよほど話し合いがあったんだろうなと想像してしまいます。
馴れ初めは1999年のドイツでの世界大会
2人の出会いは、恋愛ドラマみたいな場所ではありません。
1999年、ドイツで開かれたアマチュア相撲の世界選手権です。
当時、雷親方は日本体育大学の学生、栄美さんは日本大学の学生でした。
どちらも相撲の代表として海外に行き、そこで意気投合したと伝えられています。
つまり2人は、恋人になる前から「同じ競技に人生を賭けている者同士」だったわけですね。
相撲部屋の運営という、普通の家庭とはまるで違う生活を選べたのも、出発点がここだったからだと考えると納得がいきます。
おかみさんが力士に的確な助言をできるのも、この経歴があってこそでしょう。
2007年に結婚し子供は2人
交際を続けた2人が結婚したのは2007年2月。
雷親方が28歳、現役の力士として土俵に上がっていた時期です。
子どもは2人います。
| 続柄 | 名前 | 相撲との関わり |
|---|---|---|
| 長男 | 垣添玄空(はるく) | 埼玉栄高校相撲部を経て2026年に雷部屋へ入門 |
| 長女 | 垣添星空(せいら) | 埼玉栄高校で相撲に取り組む |
両親そろって相撲の日本代表級、子ども2人も相撲の名門校という、家族全員が土俵とつながっている家庭です。
家族の話題が続けて報じられていることからも、家庭が安定している様子は伝わってきますよね。
夫婦二人三脚で雷部屋を運営
雷部屋は2023年2月1日、入間川部屋を継承する形でスタートしました。
「雷」という部屋名が復活したのは62年ぶりのことです。
明治から大正にかけて、15代横綱・初代梅ヶ谷、20代横綱・2代目梅ヶ谷を輩出した名門で、1961年にいったん途絶えていました。
その名前を背負い直したのが、いまの雷親方というわけです。
散歩の達人の取材によると、親方は部屋を継ぐために2020年に武蔵川部屋から移籍し、準備を進めてきたといいます。
取材時点では7人の力士が所属していました。
新しく部屋を起こすというのは、住まいも家計も生活のすべてを賭ける決断です。
栄美さんが当初ためらったのも当然ですし、それでも一緒に走ることを選んだからこそ、いまの体制があるんでしょうね。
2025年にはさいたま市から墨田区へ移転
部屋の場所も動いています。
発足当初はさいたま市中央区八王子にあり、さいたま市で唯一の相撲部屋でした。
それが2025年に東京都墨田区業平3-1-9へ移転しています。
押上駅から歩いて6分ほど、両国にも近い相撲の本場ですね。
移転先の建物は、もともと友綱部屋として建てられ、2024年10月まで大島部屋が使っていたものだと伝えられています。
部屋を構え直して間もない時期に大きな引っ越しまでこなしているわけで、離婚どころか、夫婦で走り続けている真っ最中という表現がしっくりきます。
離婚説の出どころは先代親方との混同
ではなぜ「離婚」という言葉が付いて回るのか。
答えははっきりしていて、検索されているのは現在の親方ではなく、先代の雷親方に起きた出来事だからです。
「雷」というのは個人の名前ではなく、日本相撲協会の年寄名跡、つまり受け継がれていく名前です。
同じ「雷親方」でも、時期によって中の人がまったく違います。
| 時期 | 誰が「雷」を名乗っていたか |
|---|---|
| 2012年2月〜2012年9月 | 先代・元幕内 春日富士(本名・岩永祥紀さん) |
| 2012年10月〜現在 | 現在の親方・元小結 垣添徹さん |
先代が「雷」を名乗っていたのは、わずか7か月ほど。
その短い期間に大きな騒動が起きたため、当時の記事だけがネット上に残り続けているんです。
そして偶然にも、先代が協会を去った直後に「雷」の名跡を取得したのが、現在の垣添親方でした。
名前は同じでも、当事者は別人。ここを取り違えたまま情報が広まったのが実態です。
こういう取り違えって、調べている側にはなかなか気づけないんですよね。
先代・春日富士が2012年に退職した経緯
先代の雷親方についても、事実関係を整理しておきます。
本名は岩永祥紀さん。1966年2月20日生まれ、宮城県牡鹿町の出身です。
1981年3月場所で初土俵を踏み、1989年3月場所で新入幕。最高位は東前頭筆頭で、1996年9月場所で引退しました。
引退後は春日山を襲名して春日山部屋を再興し、2012年2月29日付で年寄名跡を「雷」に変更。協会では理事を務めていました。
そして同じ年の9月、事態が動きます。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2012年9月12日 | 週刊新潮(9月20日号)が協会の女性事務員との交際と、交際費を協会経費として申請していた問題を掲載 |
| 2012年9月中旬 | 日本相撲協会が調査を開始。理事の辞任願を提出するが受理されず |
| 2012年9月20日 | 退職届を提出し、同日付で受理される |
理事という要職にありながら、報道からわずか8日で協会を去るという結末でした。
なお、この一件で先代が離婚したかどうかについては、報道機関の記事で裏づけられる情報が見当たりません。
ネット上には離婚したという書き込みもありますが、出どころがはっきりしないため、ここでは事実として扱わないでおきます。
そして先代は2017年3月9日、心筋梗塞のため51歳で亡くなっています。
騒動の記憶だけが検索候補に残り続けているというのは、なんとも切ない話です。
夫婦への世間の声
現在の雷親方と栄美さんについては、部屋の様子を伝える記事やインタビューが定期的に出ています。
そこで語られるのは、離婚どころか、二人で部屋を作り上げてきた話ばかりです。
- 弟子たちがおかみさんを「もう一人の師匠」と慕っている
- 元日本一の実力者が食事から技術まで見てくれる環境は珍しい
- 62年ぶりの部屋名復活に挑む姿勢が評価されている
- 長男の入門で「一家で相撲」という物語が改めて注目された
検索候補の言葉と、実際に報じられている家族の姿は、まるで正反対なんですよね。
もし「雷親方 離婚」という言葉を見て心配になった方がいたら、安心してもらって大丈夫だと思いますよ。
雷親方の離婚を調べる人向けの関連情報
ここからは、雷親方について一緒に調べられることが多い話題をまとめておきます。
家族のことから部屋の基本情報まで、気になるところをつまんで読んでみてくださいね。
息子・垣添玄空が2026年に入門
長男の玄空さんは、2026年4月19日に雷部屋への入門を表明しました。
当時18歳、身長180センチ・体重115キロという体格です。
相撲の名門・埼玉栄高校の出身で、しこ名は父と同じ「垣添」を名乗ることになりました。
目標の力士に挙げたのは元横綱・朝青龍さんで、「気迫と気合が格好いい」と語っています。
「花火みたいな力士になりたい」という言葉も報じられていて、なんとも18歳らしい表現で好きなんですよね。
父が師匠、母がおかみさんという部屋に飛び込むわけですから、周りの目も厳しくなるはずです。
それでも自分の意思で選んだというのが、この一家らしいなと思います。
娘・星空も相撲に打ち込む
長女の星空さんも相撲を続けています。
兄と同じ埼玉栄高校に進み、相撲部で汗を流しているそうです。
父は元小結、母は女子相撲の日本一、兄は角界入り。
家族全員が土俵の上で生きている、かなり珍しい家庭ですね。
女子相撲はまだ大相撲のような大きな舞台が用意されているわけではありませんが、母である栄美さんが世界大会で結果を出してきた道を、娘さんがどう歩いていくのかは気になるところです。
元小結・垣添徹としての現役時代
いまの雷親方が、力士としてどんな人だったかも押さえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名・四股名 | 垣添徹 |
| 生年月日 | 1978年8月12日 |
| 出身地 | 大分県宇佐市 |
| 学歴 | 宇佐市立北部中学校→大分県立宇佐産業科学高等学校→日本体育大学体育学部武道学科 |
| アマ実績 | 大学4年時に学生横綱 |
| 初土俵 | 2001年9月場所 |
| 新入幕 | 2003年9月場所 |
| 最高位 | 東小結(2004年3月場所) |
| 主な成績 | 十両優勝1回、技能賞1回 |
| 通算成績 | 388勝430敗15休 |
| 引退 | 2012年3月場所 |
| 趣味 | サウナ、音楽鑑賞、ゴルフ |
177センチ・139キロと、幕内では小柄な部類です。
その体格でスピードを生かした相撲を取り、小結まで上がりました。
技能賞を受賞しているのも、力任せではない相撲を取っていた証拠ですね。
引退後はいったん年寄・押尾川を襲名し、2012年10月に年寄・雷を取得して17代雷となりました。
なお、一部の海外系のまとめサイトでは最高位を「関脇」と書いているものもありますが、日本相撲協会の記録や部屋の公式サイトでは小結です。
ここも取り違えが起きやすいポイントなので、覚えておくといいかもしれません。
雷部屋の読み方はいかづちべや
部屋の名前、なんと読むか迷いませんか。
正解は「いかづちべや」です。
「かみなり」ではありません。
親方の呼び方も「いかづちおやかた」になります。
年寄名跡の「雷」は江戸時代から続く由緒ある名前で、初代梅ヶ谷が襲名して以降、名門として知られてきました。
読み方でつまずくと検索もうまくいかないので、ここは押さえておきたいところです。
雷部屋の力士と部屋の今
雷部屋は2023年2月の発足から、まだ数年しか経っていない若い部屋です。
散歩の達人の取材時点では7人の力士が所属していました。
そこへ2026年、師匠の長男である玄空さんが加わることになります。
明治・大正に横綱を2人育てた名門の名前を、いま一から立て直している最中というわけですね。
部屋は現在、東京都墨田区業平3-1-9にあり、押上駅から徒歩6分ほど。
スカイツリーのすぐそばという立地なので、街歩きのついでに前を通ってみるのも面白いかもしれません。
雷親方の離婚のまとめ
- 現在の雷親方(元小結・垣添徹)が離婚したという報道・発表はない
- 雷親方は2007年2月に浅井栄美さんと結婚し、現在も夫婦
- 妻・垣添栄美さんは全日本女子相撲選手権で3度優勝した元選手
- 栄美さんは管理栄養士の資格を持ち、料理研究家としても活動
- 2人の馴れ初めは1999年のアマチュア相撲世界選手権ドイツ大会
- 当時、親方は日本体育大学、栄美さんは日本大学の学生だった
- 子どもは長男・玄空さんと長女・星空さんの2人
- 長男・玄空さんは2026年4月に雷部屋への入門を表明した
- 長女・星空さんも埼玉栄高校で相撲に取り組んでいる
- 離婚の噂は先代の雷親方(元幕内・春日富士)と取り違えられたもの
- 先代は2012年2月に年寄名跡を「雷」へ変更し、同年9月に退職した
- 先代の退職は週刊新潮が報じた女性事務員との交際と経費申請の問題がきっかけ
- 先代の離婚については報道機関で裏づけられる情報がなく、事実とはいえない
- 雷部屋は2023年2月に入間川部屋を継承して発足し、部屋名は62年ぶりの復活
- 部屋は2025年にさいたま市中央区から東京都墨田区業平へ移転した

